2020.09.22
抜け毛予防に効果がある運動法
薄毛予防と言えば、育毛剤の使用や食生活の見直し、ストレス解消などをイメージする方が多いのではないでしょうか。運動も薄毛対策になります。運動不足の方は始めやすい運動から始めることをおすすめします。このコラムでは、なぜ運動が薄毛対策になる理由と、効果的な運動方法について詳しくご紹介します。
抜け毛は運動不足で増えるのか
運動不足だと筋肉量を大幅に低下させてしまいます。筋肉は全身へ血液を運ぶ役割があるため、運動不足も抜け毛の原因になります。髪の成長に欠かせない栄養と酵素が、頭皮と髪まで運ばれなくなってしまうのです。
もともと運動が嫌いな方や近距離でも車を使いがちな方は、運動不足になりやすいでしょう。いくら栄養をとっても、運動不足により血流に問題がある場合、薄毛のリスクが高まります。
デスクワークだと、どうしても運動量が不足してしまいます。また、リモートワークなどで通勤がないことでも運動不足になりがちです。いずれにしても、薄毛が気になる方は日々の運動量を意識的に増やしましょう。
薄毛対策に効果的な運動法
薄毛対策に効果的な運動法を詳しくご紹介します。
- ウォーキング
ウォーキングはただ歩くだけではなく、腕をしっかりと振って、大きく足を踏み出すため、ただ歩くよりも多くの運動作用があります。運動週間がなくても始めやすいため、運動不足の方におすすめです。まずは、無理のないよう週3回程度を目標に続けましょう。大切なのは、継続することです。
週に1回だけ激しい運動をやるだけでは、薄毛対策にはなりません。ウォーキングに慣れてきたら、続けやすい強度で毎日30分続けましょう。さらに、歩行時間をのばすことで、より多くの運動作用を得られます。
- サイクリング
- サイクリングは、運動しつつストレスも発散できるのでおすすめです。都会の雑路から離れて、自然の中をサイクリングしてみてはいかがでしょうか。景色を楽しみながらサイクリングをすれば、いい気分転換になるでしょう。
- 最初は無理のない距離やペースから始めて、趣味として楽しめそうならロードバイクを利用すれば長距離のサイクリングも楽しみます。
- 筋力トレーニング
筋力トレーニングは、筋肉を増やすのに効果的です。腕立て伏せや腹筋、背筋といった基本の筋力トレーニングから始めてみましょう。肘を床につけた腕立て伏せのポーズをキープするプランクがおすすめです。
プランクは全身の筋肉をまんべんなく鍛えられます。筋肉がついているほどに長くプランクの姿勢を維持できるため、どれぐらい筋肉がついたかセルフチェックするときにもおすすめです。
筋力トレーニングの翌日〜3日後にかけて筋肉痛が起こる場合があります。これは、筋肉の線維が傷ついた状態ですので、筋トレを無理に続けないようにしましょう。筋肉痛が治ったら、筋トレを再開して下さい。
運動だけで薄毛は予防可能か
運動だけでは薄毛は予防することは難しいでしょう。運動は、筋肉が増えることで結果的に血流が促され、結果として頭皮に栄養と酸素を十分に運べるようになります。薄毛対策に効果はあると考えられますが、血流不足以外の原因には対処できません。
薄毛の原因には、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、ストレス、栄養不足、間違ったヘアケアなどが考えられます。これらの改善が、薄毛のリスクの低下につながるのです。
規則正しい生活を心がけることにより、かえってストレスが溜まり、薄毛が悪化する可能性もあります。無理のない範囲で対策しつつ、薄毛に気がついたら早めにクリニックを受診することも大切です。薄毛は放置するとどんどん症状が進行してしまいます。
まとめ
運動をすることにより、良い血流の状態を維持できて薄毛の対策につながります。薄毛が気になる方は、運動はもちろんのこと栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠、こまめなストレス発散などを心がけましょう。また、それでも薄毛になるケースがあります。少しでも薄毛が進行していると観じたら、早めにクリニックを受診しましょう。
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