近年、美容業界へ徐々に導入され、著名人や有名タレントの利用で人気になりつつある「アートメイク」。アートメイクとは、皮膚の浅い部分に色素を注入し自然な眉やアイラインなどを描く、落ちないメイク技術です。このアートメイクで、最近「ヘアアートメイク」が話題になっているのをご存じでしょうか。
今回は、ヘアアートメイクついて施術の詳細やメリット・デメリット、料金相場をご紹介します。また、最後の方では東京都内でヘアアートメイクを行っているおすすめクリニックも記載していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ヘアアートメイクとは、髪の生え際に専用のメイク道具を駆使して色素を入れる施術のことです。現在の髪の毛に近い色味の色素を注入することで、まるでそこに髪の毛があるように見せることができます。
色素を入れると言われると、タトゥー（刺青）を連想する方が多いかもしれませんが、アートメイクとタトゥーは使用道具や施術方法が全く異なります。アートメイクは、そもそも医療従事者（医師・看護師）のみした取り扱えない医療行為です。インクを注入する深さも、タトゥーは皮膚の深い部分（真皮）であるのに対し、アートメイクは皮膚の浅い部分（表皮）に注入するため、皮膚にインクが一生残ってしまうという心配がありません。

メリットとしては、地肌部分の面積を狭くして小顔に見せたい、脱毛症のところだけ綺麗に隠したいなど、お悩みや希望に合わせて臨機応変に対応することが可能です。また、ヘアアートメイクは2～3回の施術で完了するとされており、他の方法よりも少ない回数で明確に効果を実感することができ、一度の施術でおよそ1～3年はもつとされています。

一方デメリットについて、アートメイクは簡単に落とすことができないため、失敗してもすぐにやり直すことができません。また、ヘアアートメイクを行った後に地毛を染めた場合、当然ながらメイク部分は変わらないので、髪を頻繁に染める方は注意が必要です。ダウンタイムは個人差はありますが、およそ1週間ほどとされ、施術中の痛みは毛抜きで毛を抜いた時のような痛みに感じる方が多いようです。
他にも術後の注意事項がいくつかあることから、施術の前に必ず利用するクリニックとよく話し合い、色味や濃さ、施術部位、施術時期など詳細に計画し、自分に合うヘアアートメイクを行いましょう。

ヘアアートメイクは保険適用外の医療行為になるため、料金設定はクリニックによって全く異なります。料金の表記は「〇×〇cmで〇〇〇円」と詳細に決めているところや、部位ごとに分けて料金を設定しているところもありますが、ヘアライン部分の施術をするとなると、2回の施術でおよそ10～20万円かかるとされています。
また、この施術は2～3回リタッチして仕上げていくので、料金表を見る際に必ず施術料金が何回セットなのかも要確認してください。クリニックによっては、アートメイクの技術力によってスタッフの指名料があったり、麻酔代が別途の場合もありますので、公式サイトに書かれていない情報などがある場合は、カウンセリング時に確認してみましょう。

AMGヘアアートメイクは銀座にある専門クリニックで、TEAM MICROという国際的な協会にも所属しています。ヘアアートメイクの施術は、国際コンクールのファイナリストである海外講師より直接技術を学び、認定書を取得した看護師のみが行います。ヘアアートメイクは繊細な表現を可能とする専用マシンに、マイクとニードルと呼ばれる極細の針を装着して、専用のインクを頭皮に注入します。また、すでに薄毛治療を始められている方にもアートメイクが可能で、クリニックでも薄毛治療薬の処方を行っています。そのため、即効性のあるアートメイクと継続的な改善のための薄毛治療薬の処方を、クリニックでまとめて受けることもできます。

クレアージュ東京は、一人一人の骨格や表情に合わせてデザインを再現する圧倒的な技術力で、10,000件を越える豊富な実績をもつメディカルアートメイククリニックです。施術を担当するアーティストは、全員看護師の資格を所持する医療従事者で、ヘアアートメイクの他にも、眉やリップ、ほくろ、アイラインなど微細なメイク施術も安心して行うことが可能です。今だけでなくこの先も、どの瞬間もその方に似合う美しい自然なデザインを提案しており、クレアージュのアートメイクは基本3段階の施術による仕上がりになります。1回での色を薄く入れることで、希望の色見やデザインになっているかを確認・修正しつつ、段階を踏んで理想的なデザインに仕上げていきます。

ヴィーナスビューティークリニックはアートメイクの他に美容皮膚科、美容外科など、女性の美容に関するあらゆる施術を豊富に取り揃えています。ヴィーナスビューティークリニックのヘアアートメイクは、欧米でも使用されているSMP(SCALP MICRO PIGMENTATION)技術を、日本人向けにアレンジし、1本1本綺麗で繊細な毛並みを描いていくアートメイクと組み合わせることで、従来よりも自然で美しい毛並みを実現します。また、術後のアフターケアまでしっかり責任を持って対応しており、薄毛予防にパントガールやミノキシジルの処方も行っています。

いかがでしたでしょうか。「薄毛治療まではいかなくても、薄毛をどうにかしたい…」という方には、ヘアアートメイクは比較的始めやすいものかもしれません。ただし、上記でも説明したとおり、ヘアアートメイクは一生ものではなくともやり直すことが難しい施術で、クリニックによっても仕上がりが異なるため、施術を始める際は念入りにデザインを決めてから行うと良いです。ヘアアートメイクを検討している方が、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。