2020.09.27
睡眠も薄毛に関係がある?
昼寝の効果とは
寝不足の状態が続くと抜け毛や薄毛が増えるといわれています。睡眠不足を解消することは薄毛や抜け毛の予防に必要ですが、昼寝が改善方法として注目されています。睡眠と薄毛の関係、また昼寝の仕方や注意点などをご紹介します。
睡眠不足が続くと薄毛や抜け毛が増える原因に?
薄毛になるのには様々な原因が考えられますが、睡眠不足も原因の一つです。睡眠時間が短い人、具体的に5時間未満の人は抜け毛が増えやすくなる傾向にあります。
副交感神経は睡眠中に優位になりますが、睡眠時間が短いと血管を収縮させる交換神経が優位となり、自律神経も乱れやすくなり頭皮の血流や毛根に悪影響を及ぼします。髪を強く、太くするためにもしっかりと睡眠をとることは大切なことです。
しかし、睡眠時間を増やしたくても仕事などでいつも帰宅が遅いなど、思うように睡眠時間の確保が難しい状況も多いことでしょう。そこで、昼寝です。30分以内の昼寝は睡眠不足の改善に効果的といわれ、実践する人も増えています。
昼寝で本来の人間の睡眠リズムに近づける
昼寝の効果をご説明していきます。多くの人は1日に1回の睡眠で生活をしていますが、生理的に1日2回、眠たくなるのが自然なことといわれています。1回目は起きてから8時間後、次に眠たくなるのは22時間後です。
たとえば7時起床する人は15時と朝6時に眠たくなります。昼食の後13時〜15時あたりに眠たくなるのは食事で胃に血液が集中するだけでなく、睡眠リズムの影響も関係します。
本来の人間の睡眠リズムに近づけると集中力が高くなってミスも少なくなり、アイデアも浮かびやすいなどパフォーマンスが向上します。アメリカでは昼寝が導入され、日本の企業や学校でも取り入れるところは増えてきました。
昼寝をして薄毛の予防を目指す
昼寝に関する研究によりますと、生活習慣病のリスクを下げる、血流の低下など身体を健康な状態に導く上で昼寝は効果的な方法です。昼寝をすることで睡眠不足が改善できれば、頭皮や髪の毛の健康にも効果があり、抜け毛を減らして太く強い髪をつくることにつながります。
昼寝をするなら、夜間の睡眠に影響にないように15時までにすることが重要です。また、30分以上眠ってしまうと夜の睡眠にも影響がでたり、寝起きが悪くなってパフォーマンスが下がってしまいます。昼寝の時間は15分〜30分程度にしましょう。
夜間の睡眠に比べて昼寝は2倍以上の効果があると言われていますので、15分程度の短い眠りでも効果が期待できるでしょう。
スッキリ目覚めるための工夫
昼寝の前にカフェインを含むコーヒーなどを飲むと、昼寝からスッキリ目覚めやすくなります。カフェインの覚醒効果は摂取してから30分程度の時間が必要なため、昼寝から起きる頃にちょうどよいタイミングで効果が現れます。
また、昼寝をした後にストレッチなど軽く身体を動かすと、一層スッキリして次の行動がしやすくなります。
身体の疲れをとって体調を整えるほか、薄毛の原因となるストレスによる緊張をほぐすうえでも睡眠は大変重要です。夜間の睡眠以外にも、昼間の10分程度のちょっとした時間も活用して昼寝を取り入れて薄毛を予防しましょう。
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