2020.07.06
髪にいい食べものとは?
薄毛の原因になる食生活とは?
健康な髪の毛と体を維持するためには、毎日の食事で摂取する栄養素がかかせません。髪の成長にも大きく関わるため、薄毛の予防、対策をする際に欠かせないのが日々の食生活の見直しなのです。
食事量を減らすことによる無理なダイエットをしていませんか?一気にやせたいと考えて急に食事を減らすと、摂取できる栄養素やエネルギーも急に減ってしまい、そのため髪の毛や頭皮に十分な栄養素が行き渡らなくなり、薄毛の原因となる可能性があるのです。
その逆に過剰な食事のとり過ぎも、薄毛の原因となってしまう可能性があるのです。食べすぎによる脂質や塩分、糖分などの過剰摂取で皮脂の過剰な分泌につながるだけではなく、塩分は血液をドロドロにしてしまうため頭皮の血行も悪くなってしまいます。
また、外食しがちな人も注意が必要です。外食は、できるだけ安い原価で満足感のあるメニューにするため、動物性脂肪が多い高カロリーの揚げ物や食事などが多い傾向にあります。そのため外食ばかりだと脂肪分をとりすぎて、頭皮環境を悪化させてしまう恐れがあります。
毎日の食生活の見直しで薄毛対策!
理想的な食生活としてはビタミン、ミネラル、タンパク質、炭水化物をバランスよく摂取することが理想です。特に髪を作るタンパク質や、タンパク質の合成に関わるビタミン B 群を積極的に摂取しましょう。毛髪成分の約80~90%はケラチンというタンパク質の一種。約20種類のアミノ酸が組み合わさり、タンパク質を構成していますので基になるアミノ酸を含む良質なタンパク質を摂ることが必要です。
また、髪の毛は細胞分裂によって成長するため、正常な細胞分裂に必要なビタミン・ミネラルを一緒にとり入れることで、健康な毛髪を作ることができます。毎日の食生活を見直し、薄毛対策に取り組みましょう。
薄毛対策に効果的な三大栄養素
髪にとっての三大栄養素が「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」です。それぞれにどのような働きがあり、どんな食べ物に含まれているのかを見ていきましょう。
- タンパク質
- 髪の毛の原料となる栄養素です。髪の毛は「ケラチン」といわれるタンパク質でできています。ケラチンは食事で摂取したタンパク質をもとに、体内で分解後再合成して作られます。タンパク質は肉や魚、卵、乳製品、大豆などに多く含まれます。
- ミネラル
- 髪の毛の育成に必要不可欠な栄養素です。髪の毛を作り出す毛母細胞の増殖を促進するだけでなく、薄毛の原因となる男性ホルモンの発生を抑制する作用にも期待できます。牡蠣や豚レバー、ワカメ、青のり、ナッツ類などに含まれています。
- ビタミン
- ビタミンには様々な種類がありますが、ビタミンAは代謝をアップして血流をよくし、頭皮環境をよくする働きがあり、ビタミンBは髪の毛のもととなるケラチンの生成を助ける働きをします。ビタミンAはにんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に含まれ、ビタミンBはあさりやまいたけ、ししゃもなどに多く含まれています。
健やかな髪のための食生活
日々の食生活を見直し健康的なバランスの良い食生活を送ることで、間接的に薄毛を予防する効果が期待できます。ただし、食生活はあくまでも髪の成長をサポートするものであり、薄毛の本質を改善するわけではありません。考えられる様々な原因をしっかり追究し改善することを忘れないで下さい。
薄毛対策のサポート役である食べ物ですが、一日一日の積み重ねが、健やかな髪の毛を作り維持することにつながっています。頭皮環境を改善して丈夫な髪の毛を育てましょう。
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