2020.06.26
病院で行われる薄毛治療、その中身は?
薄毛は病院で治療する時代へ
薄毛は専門の医療機関で治す時代です。
男性型脱毛症は「AGA」、女性男性型脱毛症は「FAGA」と呼ばれ、どちらも皮膚科や美容外科で治療が可能です。
薄毛の悩みをもつ人の増加や、薄毛に対する関心度の高さから、年々その数が増えております。
一体病院では、どのような薄毛治療が行われているのでしょうか?今回はその中身を覗いてみましょう。
頭髪、頭皮外来の特徴
外来による医療的治療と、個人で行なう薄毛治療の大きな違いは、原因究明による確実な治療法とその効果にあります。
薄毛治療の専門医療機関では、まず血液検査を行い、薄毛の原因を特定することから治療がスタートします。
「いろんな育毛剤やシャンプーを使ってみたけど、一向に改善されない」という人は、薄毛の原因を特定せずに間違った治療を行なっている可能性も…。薄毛外来によって、意外な薄毛の薄毛の原因が明らかになるかもしれません。
薄毛治療で処方される内服薬
薄毛治療で処方される内服薬は、男性(AGA)の場合、男性ホルモンを強化させ、抜け毛を改善する「プロペシア」や「ミノキシジル」が主流です。この2種類の薬は対AGAであるため、原則と、女性には処方されません。
女性の薄毛治療(FAGA)には、アミノ酸、タンパク質、ビタミンB群、ケラチン、パントテン酸カルシウムなどを配合した頭皮の細胞に栄養を与える内服薬(パントガール)が主流です。
これらの内服薬は穏やかに効果があらわれるため、効果を実感するためには3~6ヶ月以上の継続した治療が必要です。
その他の薄毛治療法
薄毛治療には飲み薬だけでなく、注射や塗り薬を使用した治療など様々な方法があります。
塗り薬は、塗布部分の血行を促進し、育毛に必要な栄養素を供給するタイプが主流です。
「メソセラピー」とよばれる注射療法は、男性用、女性用の2タイプにわかれ、各特性に合った発毛成分を頭皮に直接注入することにより、即効性と高い発毛効果を得ることができます。
薄毛治療には、体の内外から発毛を促すさまざまな方法があります。自分に合った治療法を見つけることが治療の第一歩ですので、薄毛に悩みを抱えている方は、病院で相談してみることをおすすめします。
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